山崩れに遭遇

「梅雨明け十日」という言葉がある。
梅雨明けから十日ほどは安定した好天が続くという意味だが、今年の夏はこの例にならわず、日本列島各地で豪雨や落雷の被害が続いている。
7月27日、筆者は長野県内の舗装道路で山崩れに遭遇した。市街地から山中の滝へと続く一本道、観光客の数も少なくない。観光を終えての車での帰り道、カーブを右に曲がると、右斜面から崩れ落ちた2本の木が車道を完全に塞いでいた。
直前に降った大雨。強い風と激しい雷を伴っていた。継続時間は30分ほどだったが、1時間あたりに直せば50mm程度の強さだったであろう。山崩れは1時間以内に起こったものと思われ、直撃を避けられたのが不幸中の幸いだった。
降りてきた怪力揃いの外国人団体の助けを借り、何とか枝を退けて里に降りることができたが、携帯電話も通じない山中でのできごと。短時間強雨の恐怖を感じた。
(小埜佳典)



