« 2008年03月 | メイン | 2008年05月 »

2008年04月28日

初の緊急地震速報は空振り?


ポロンポロン!ポロンポロン!
緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。


28日午前2時32分ごろ、沖縄県の宮古島近くで海底地震が発生し、宮古島では震度4の揺れを観測した。
この地震で気象庁は初の緊急地震速報を発表し、テレビなどで放送された。

地震が発生するとP波と呼ばれる初期の小さな縦揺れ(初期微動)が発生した後、S波と呼ばれる大きな横揺れが来る。(P波は秒速7-8キロ、S波は秒速3.5キロ)
このP波を地震計が観測すると、瞬間的に気象庁のコンピュータが解析し、震度5弱以上の揺れが予想される場合はS波が届くまでに緊急地震速報を出すしくみになっている。

昨年10月に運用開始した緊急地震速報は、1月26日に能登半島で発生した震度5弱の地震を残念ながら見逃してしまい、今後の運用改善が期待されていたところだった。

今回の緊急地震速報はP波を検知してから10.6秒後に発表されたが、宮古島にS波が届いたのはそれよりも早く、検知から5-6秒後だったそうだ。つまり緊急地震速報が間に合わなかった、速球投手の球に追いつけず空振りをしてしまったようなものである。
震源が近い場合、P波とS波のタイムラグが短く緊急地震速報が間に合わないこともあるため、致し方ないところか。

また最大震度は宮古島の震度4と緊急地震速報の発表基準を下回っていたこともわかった。本来ならば、出す必要の無かった速報だったのだ。
気象庁によれば、震源付近の地震観測網が島嶼部でありまばらだったため、誤差が生じたとのこと。

見逃しの次は空振りという残念な結果に終わってしまったが、気象庁においては、今回の結果を踏まえ、さらなる改善を期待したい。
(ジャイヴ川畑)



緊急地震速報のテレビでの速報についても改善できないものだろうか。

地震発生当時、筆者はBS2のクラシック番組を視聴していた。「プロムス・ラストナイト」と呼ばれるイギリス最大かつ最高に盛り上がるコンサートだ。
ラストナイトでは、観客は国旗やチアホーンなど持ち込み、隣の客と手を取り合って曲に合わせて屈伸する慣わしになっている。筆者もユニオン・ジャックの小旗を振りながらテレビの前で屈伸し、観客と一緒になって歌っていた。
そのラストナイトが最も盛り上がるエルガーの威風堂々のアンコール部分で、緊急地震速報がチャイムと共に映し出されたのだ。その後も20分ほど地震テロップが出続け、ラストナイトの興奮も興ざめとなってしまった。

地上・衛星デジタル放送では緊急地震速報が録画機器に影響を与えないようにする技術があるという。(Gガイド)
ぜひ速やかに実現してほしいものだ。

2008年04月20日

2008年のハリケーン 活発予想

英ロイズ保険組合の16日付けニュースによると、2人のハリケーン専門家が2008年のハリケーンは活動的であると予測しているそうだ。

コロラド州立大学のウィリアム・グレイ氏とフィル・クロッツバッハ氏によると、命名される熱帯低気圧が15個(1950年以降の平年値:9.6個)で、うち風速74マイル以上のハリケーンは8個(同:5.9個)、なかでも強烈な被害をもたらすものは4個程度(同:2.3個)だと予測している。

実は同大学の2006年、2007年の予想は、それぞれハリケーンが9個、大型ハリケーンが5個と予想していた。しかし06年はハリケーンが5個、大型ハリケーンが2個、07年はハリケーンが6個、大型ハリケーンが2個と空振りに終わっていた。

2008年も空振りになるのかどうかだが、同大学によると、東部大西洋の海面温度が平年よりも高いため、ハリケーンが発達しやすいと予想しているそうだ。

気になるのが原油先物相場への影響。ここ数日、世界的な需要の高まりを受け117ドルと史上最高値を更新し続けている。この価格にはまだ2008年のハリケーン予測は織り込まれていないそうだ。
ハリケーン予測が真実味を帯びてくると、はたして原油はどこまで上がるのだろう?
(ジャイヴ川畑)


ハリケーン予測(ロイズ)
http://www.lloyds.com/News_Centre/Features_from_Lloyds/Hurricanes_are_coming_16042008.htm

今年のハリケーン 活発に?(2007-05-15)
http://www.tenkinews.net/blogs/006/2007/05/post_110.html


2008年04月18日

造幣局「桜の通り抜け」始まる

大阪の春といえば、造幣局の「桜の通り抜け」。
昨年は暖冬予測もあったため4月5日から11日までと異例の早い時期の開催だったが、それが裏目に出て、つぼみばかり目立つ「がっかりな桜の通り抜け」だった。
今年は16日から22日までの7日間、昨年に懲りたのか平年並みの開催時期になったようだ。


08zohei01.jpg

17日夕方、降ったり止んだりの天候のためか、通り抜け会場は人が疎らだった。


08zohei02.jpg

今年の桜は「普賢象」、だがまだつぼみが目立ち6分咲き程度といったところか。
他の品種もまだまだ満開には程遠いようだ。造幣局の発表では7分咲とのこと。


08zohei03.jpg

造幣局の見所は、大手毬・小手毬などの珍しい品種や目線で咲くしだれ桜。
早めに咲いた桜の前では、来場客が代わる代わる記念撮影をしていた。

通り抜けの見ごろは週末から週明けにかけて。お天気も回復する見込みなので、出かけてみてはいかが。
(ジャイヴ川畑)


造幣局 桜の通り抜け 公式ページ
http://www.mint.go.jp/sakura/

2008年04月17日

台風第1号はアライグマ?

気象庁の発表によれば、15日午後3時、フィリピン近くの南シナ海で台風第1号が発生した。発生時の中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルとのこと。

台風は南シナ海を北西に進んでおり、今後はベトナム沿岸部や中国の海南島などに接近する見込み。中国の海南省氣象台によれば、海南島に接近または上陸するものと予想しており、17日から19日にかけて厳重な警戒が必要とのこと。

2000年以降、台風にはそれまでの米国海・空軍合同台風警報センターが命名していた英名に代わり、アジア各国と米国とで構成する台風委員会が命名するアジア名が採用されている。
今年の台風第1号はノグリ(Neoguri)と命名された。これは韓国が提出した命名リストに含まれていたもので、"タヌキ(狸)"を意味する。

この台風ノグリが接近する中国では"浣熊"と呼んでいる。"浣熊"はアライグマのことだ。
確かにアライグマとタヌキは見た目は似ているが、アライグマは「イヌ亜目 クマ下目 イタチ小目 アライグマ科」でタヌキは「イヌ亜目 イヌ下目 イヌ科」とまったく別モノ。
またアライグマ気性が荒いがタヌキは臆病者だ。

なぜこのような相違があるのかは解らないが、香港天文台の台風名のページを見ると"浣熊または狗浣熊"とあった。アライグマは英語で"Raccoon"、タヌキは"Raccoon dog"であり、"Raccoon dog"を中国語に直訳すると"狗浣熊"になる。このあたりが原因なのだろう。

ちなみに台湾では"諾古力"と呼んでいる。ノグリの音に漢字をあてはめただけであり、タヌキでもアライグマでもないところが興味深い。
(ジャイヴ川畑)


香港天文台 台風情報
http://www.hko.gov.hk/wxinfo/currwx/tc_posc.htm

台湾中央氣象局 台風情報
http://www.cwb.gov.tw/V5/typhoon/Data/PTA/TyphAll.htm

2008年04月08日

兵庫 夙川公園の桜 2008

阪神間の桜の名所といえば「夙川公園」だろう。
昨年の「兵庫 夙川公園の桜」に引き続き今年も夙川公園を訪ねてみた。

6日は日曜日ということもあって、阪急夙川駅はラッシュ並みの混雑。上流へと続く列は牛歩状態だ。
雑踏の苦手な筆者は、今年も国道2号線あたりでまったりと花見を楽しむことにした。


2008夙川.jpg

気象庁によれば、今年は大阪・神戸とも3月26日に桜(ソメイヨシノ)が開花したとのこと。
平年よりも4日早い開花で入学式の頃にはすでに葉桜になってやしないかと気をもんだが、開花後、寒い日が続いたこともあり、夙川ではようやく満開になったところだ。

夙川の桜は週半ばまでが見ごろ。阪急夙川駅、JRさくら夙川駅、阪神香櫨園駅のいずれの駅からもすぐ(阪神・阪急は川の上に駅がある)なので、お時間のある方は行ってみてはいかがだろう。
JRのすぐ北側には公園もあるので、お母様方で誘い合って子供達を連れて行くのもいいかもしれない。
(ジャイヴ川畑)